「子どもに英語をやらせてみたけど、全然集中してくれない…」
そんな悩みを持つ親御さんは多いのではないでしょうか。
元英語講師として、私はこれまでたくさんの子どもたちと接してきました。その中で実感したのは、教材そのものより“スピード感”が子どものやる気を引き出すということです。
この記事では、子どもが夢中になるスピード教材の魅力と、家庭でできる取り入れ方、さらに実際におすすめできる教材をご紹介します。
なぜスピード感のある教材は子どもに効果的なのか
子どもが英語に飽きやすい理由のひとつは、学習が単調になりやすいからです。
「CDを流して聞くだけ」「ワークを黙々とやる」…これでは集中力が続かず、英語が「退屈なもの」になってしまいます。
そこで活躍するのが、テンポよく進む教材や遊びです。
私の講師時代の教室で大人気だったのが「カード早取りゲーム」です。要するに「カルタ」ですね。
単語を言うと、子どもたちは一斉にカードに手を伸ばします。このシンプルなゲームが大盛り上がりで、教室の雰囲気が一気に明るくなりました。
子どもたちが夢中になる理由は3つあります。
- 競争心が刺激される
- 瞬発的な反応で英語が定着する
- 反復練習によって自然と単語が覚えられる
- 「できた!」という達成感が得られる
つまり、英語を「勉強」ではなく「遊び」として取り入れることが、学習を自然に続けるコツなのです。
あれこれ教材を試しましたが、英語学習の第一歩は単純なゲームが一番だと思ってます!
カルタだけじゃない!他のゲームでも楽しめる
カードがあれば、カルタだけでなく他のゲームにも応用可能です。
フラッシュカード早押しクイズ
単語を言って、子どもがカードを取るシンプルなゲーム。
正解したら「すごい!」と褒めてあげるだけで大盛り上がりです。
早押しボタンがあるともっと盛り上がりますよ♪
タイマーを使ったチャレンジ形式
「30秒で何枚答えられるか?」など時間を区切ると、自然とスピード感が生まれます。
タイマーはスマホを使ってもいいし、子どもに触らせたくない場合は子ども用タイマーもおすすめですよ。
子どもが先生役になるアウトプット練習
カードを出して「ママ、どれ?」と問題を出すのも楽しい方法。
先生役を経験することで、子どもが主体的に英語を使おうとします。
👉 こうした遊びをするときに役立つのが、家庭向けの「英語かるた」や「カード教材」です。次に、元講師の私が厳選したおすすめ教材をご紹介します。
おすすめの英語かるた2選(講師が厳選)
子ども英語教材は数多くありますが、カルタ形式で楽しめるものは意外と少ないのが実情です。
その中でも「これは家庭で取り入れやすい」と感じた2つを紹介します。
1. るるぶ はじめての英語かるた(音声つき)
「初めてのおうち英語」におすすめの定番教材です。
専用アプリで読み上げ音声が流せるので、親が英語の発音を気にしなくても安心。イラストが大きく見やすいので、小さなお子さんでも楽しく遊べます。
2. おもしろいほど日常単語が身につく 英語&日本語かるた newスマート
英語と日本語が両方書かれているので、意味がわからず嫌がる子どもでも入りやすい教材です。
生活に身近な単語が多く含まれているため、普段の会話にもつなげやすいのが魅力です。
👉 詳細はこちら
スピード教材を使うときの注意点
- 負け続けるとやる気をなくす → ハンデを工夫してあげる
- 意味理解を求めすぎない → 最初は「遊び感覚」でOK
- 無理に毎日やらせない → 「やりたい」と言ったときに短時間で取り入れる
この3つを意識すると、無理なく続けられます。
まとめ:楽しいから続く、続くから英語力が伸びる
子どもに英語を続けてもらうコツは、とてもシンプルです。
「楽しい!」と思える工夫を入れること。
ご紹介した英語かるたは、まさに「スピード感」と「遊び感覚」を両立できる教材です。
家庭に合うものを1つ取り入れるだけで、おうち英語の時間がぐっと楽しくなりますよ。
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