英語で伸ばすときは?可愛い〜〜などの書き方ルールを解説

子どもの英語教室

「可愛い〜〜!」「おはよ〜〜〜」などの語尾を伸ばす話し方は、親しい友達同士のSNS上の会話ではよく使われますよね。でもこれって、英語だとどのように書くか気になっている方も多いはずです。

そこで、この記事では、英語で伸ばすときの書き方を解説します。

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英語で伸ばすときの表現は日本語とは違う?

英語と日本語では、伸ばすときの表現方法に顕著な違いがあります。ここでは、英語と日本語での「伸ばし」の表現方法とその違いについて詳しく解説します。

 英語で伸ばすときの表現

英語では、母音を繰り返して伸ばす音を表現します。例えば、「Whaaaaat?」や「soooo cute!」といった感じです。

特に、カジュアルな会話やインフォーマルな書き言葉でよく使われます。

 日本語で伸ばすときの表現

日本語では、伸ばし棒(ー)や母音の重ね書き(例:おお、ええ)を使って長音を表現します。もっと強調したときは、「うぉーーーー!」とか「おぉぉぉぉ!」なんて使い方もするので、だんだん英語寄りになってきている感もありますよね。

他にもある!英語の強調表現

英語で感情や意味を強調するための表現方法は、日本語よりも多様かもしれません。ここでは、母音を伸ばす表現方法以外の英語における代表的な強調表現方法を解説します。

感嘆符の複数使用

感情の強度を増すために感嘆符を複数回使用する方法も一般的です。この表現も非公式の文脈でよく見られます。

例) “Thank you!” → “Thank you!!!”

スラングや口語表現

副詞を伸ばして感情を強調する表現もあります。これには「so」や「very」などが使われることが多いです。

例)  “so cute” → “soooo cute!”

強調のための副詞の使用

よりフォーマルな状況で適切な強調を行うには、「really」や「extremely」などの副詞を使用します。これらは正式な文章でも使用されることがあります。

例)   “It is good.” → “It is really good.”
     “She is happy.” → “She is extremely happy.”

いずれもインフォーマルな会話で使える表現方法です。ちょっと付け加えると、日本人にもわかりやすく感情が汲み取れると思いませんか。友達同士の会話に使ってみてください。

英語での名前の伸ばし方

名前の中に、音を伸ばす場合がありますが、あまり一般的ではありません。英語では、親しい関係での愛称やニックネームで使われる傾向にあります。

 親しみを込めたニックネーム

親しい間柄では、名前の一部を繰り返すことによって親しみや愛情を表現します。これは非公式なコミュニケーションで見られる表現です。

例) “Matt” → “Maatt”
       “Jess” → “Jessss”

母音の繰り返しの効果

母音の繰り返しを使う英語の例としては、親しい間柄やカジュアルなコミュニケーションでよく見られます。これは、愛称や特定の感情を表現する際に用いられる表現です。例えば:

  • SaraをSaaaraと伸ばして、「親しみや愛情」を示す
  • MikeをMiiikeと伸ばして、驚きや愉快さを表す
  • NoをNooooと伸ばして、強い否定や強調を表す

母音の繰り返しにより、通常の発音とは異なる音の効果が生じます。話し手の感情や強調したいニュアンスが明確になり、感情の強度を増す手法として効果的です。

 英語名における語尾の伸ばし

英語で名前の語尾を伸ばす例は、主に非公式な状況や親しい人々の間で使われる愛称やニックネームに見られます。以下はそのような状況での具体的な例です:

  • Danny を Dannyyy と伸ばして、親密さや愛情を表現する
  • Jess を Jessss と伸ばして、親しみや可愛らしさを強調する
  • Sam を Saaam と伸ばして、驚きや楽しさを表現する

カジュアルな会話やテキストメッセージの中でのみの表現です。通常の会話やフォーマルな文書では使用しないので注意してください。

ローマ字表記における長音の扱い

 

ローマ字表記で長音の表記をする際は、母音や使用するローマ字システムによってルールが異なります。特に、ヘボン式と訓令式ローマ字によっても違うので、注意が必要です。

 ヘボン式ローマ字における長音ルール

ヘボン式ローマ字では以下のように長音を扱います。

  • 「う」の長音: 原則として表記せず、「ゆうこ」は “Yuko”、「こうた」は “Kota” と表記されます。
  • 「お」の長音: 姓や名の末尾では「O」と表記し、「おおの」は “Ono”、しかし「せのお」は “Senoo” となります。
  • 「い」の長音: 「i」を重ねて「しいな」は “Shiina” と表記します。
  • 「おう」「おお」の長音: 一般的には「ō」と表記され、「こうぞう」は “kōzō” となりますが、「こうた」は “Kota”, “Kohta”, “Kouta” と複数の表記が許容されます。

 訓令式ローマ字との違い

訓令式ローマ字では、母音で長音を表記します。たとえば、「とうきょう」は “Toukyou” です。日本語の発音に忠実に表現しているようですが、英語話者には発音が直感的ではないと受け取る可能性があります。

 長音記号の公式採用とその重要性

ヘボン式ローマ字は、国際的に広く採用されています。特に、パスポートなどの公式書類に使用されており、英語話者に日本語の発音を正確に伝えるための効果的なツールです。

長音記号は、日本語学習者や公式文書で正確な発音を伝えるために重要です。例えば、「こうり」と「こおり」は異なる意味を持ち、「Kori」の表記では意味が曖昧になります。正しい長音の使用は、正確に意味を伝達するために必要なものと考えられます。

英語で伸ばすときは?可愛い〜〜などの書き方ルールのまとめ

英語で伸ばすときの表現方法には特定のルールがあり、日本語の伸ばし棒とは異なる点が多数あります。

  • 記号の不在: 日本語の伸ばし棒に相当する記号は英語には存在しません。代わりに母音の繰り返しや感嘆符、強調副詞を使用します。
  • カジュアルな表現: 母音を繰り返す表現(例: “Whaaaaat?”)はインフォーマルな状況で使われ、感情の強調に役立ちます。
  • 名前の伸ばし方: 英語名の語尾は一般的に伸ばされませんが、愛称で母音を繰り返すことはあります。
  • ローマ字の長音: ヘボン式ローマ字では、「う」や「お」の長音は通常表記されず、「い」は重ねて(例: “ii”)、その他の長音は “ō” または “oh” で表記されることがあります。
  • 長音記号の重要性: 長音記号は日本語の正確な発音を伝えるために重要で、特に日本語学習者や公式文書での正しい使用が求められます。

英語で伸ばすときのポイントを理解し、適切な場面で正しく伸ばす表現を使用いて、英語でのコミュニケーション力をアップさせましょう!

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