英検S-CBTと通常の英検の違いは?部活で日程が合わない中高生におすすめ

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英検・英語テスト対策

「英検を受けたいけれど、試験日が部活の大会と重なっている」

「大会前だから、英検のために練習を休むのは難しい」

そんな中高生に知ってほしいのが、英検S-CBTです。

英検S-CBTは、通常の英検とは受験方法が異なりますが、取得できる級や英検CSEスコアは通常の英検と同じです。試験日を選びやすく、4技能を1日で受験できるため、部活で忙しい中高生にも向いています。

この記事では、英検S-CBTと通常の英検の違いを、日程と受験方法に絞って分かりやすく解説します。

英検S-CBTと通常の英検の大きな違い

英検S-CBTと通常の英検の大きな違いは、試験日と受験方法です。

比較項目 通常の英検 英検S-CBT
試験日 年3回の決められた日 原則、毎週土日に実施
受験に必要な日数 一次試験と二次試験で最大2日 4技能を1日で受験
問題の表示 紙の問題冊子 パソコン画面
スピーキング 面接官との対面式 マイクに話す録音式
ライティング 手書き 手書きまたはタイピング
対象級 1級~5級 準1級~3級
取得できる資格 英検の級・CSEスコア 通常の英検と同等

S-CBTの「CBT」は、「Computer Based Testing」の略です。

ただし、すべての問題をタイピングで解くわけではありません。リーディングとリスニングはパソコンで解答し、ライティングは申し込み時に手書きかタイピングを選べます。

👉通常の英検では、紙の問題冊子にメモや印を書き込めます。書き込みのルールは「英検の問題冊子に書き込みしていい?メモ・持ち帰り・解答用紙の注意点」で解説しています。

英検S-CBTは部活に合わせて試験日を選びやすい

通常の英検は年3回実施され、個人で本会場に申し込む場合、一次試験の日程が決められています。

そのため、試験日が部活の大会や発表会、遠征などと重なってしまうことがあります。大会の日程は簡単に変更できないため、英検の受験を次回まで延期する人もいるでしょう。

一方、英検S-CBTは原則として毎週土日に実施されています。複数の候補から試験日を選べるため、部活の予定がない週末に受験しやすいのがメリットです。

たとえば、通常の英検の日に大会があっても、別の週に実施されるS-CBTを探せます。

ただし、毎週受験できるとは限りません。実施日や試験会場、受験できる級は地域によって異なるため、申し込む前に英検公式サイトで確認しましょう。

英検S-CBTは4技能を1日で受験できる

通常の英検では、リーディング・リスニング・ライティングの一次試験に合格すると、別の日にスピーキングの二次試験を受けます。

一次試験と二次試験が別日なので、最大で2日間の予定を空けなければなりません。部活の大会や練習が多い人にとっては、2回の日程調整が必要になります。

英検S-CBTでは、次の4技能を1日で受験します。

  • スピーキング
  • リスニング
  • リーディング
  • ライティング

1日で試験が終わるため、部活との日程調整が一度で済みます。試験会場まで遠い場合も、移動する回数を減らせるでしょう。

「部活を休める日が少ない」「大会が多くて先の予定を決めにくい」という中高生には、特に便利な受験方法です。

S-CBTでも取得できる級やスコアは同じ

「通常の英検ではないと、資格として不利になるのでは?」と心配する人もいるかもしれません。

英検S-CBTは、通常の英検と出題内容や難易度、採点基準が変わりません。合格すれば、通常の英検と同じ級を取得できます。英検CSEスコアも同様に取得できます。

つまり、「英検2級に合格した」という資格は、通常の英検でもS-CBTでも同等です。

ただし、入試で英検を利用する場合は、大学や高校によって対象となる試験、スコアの有効期限、提出方法などが異なります。出願先の募集要項は必ず確認してください。

【内部リンク予定:英検S-CBTは大学入試に使える?利用前に確認したいポイント】

スピーキングは面接ではなく録音式

通常の英検とS-CBTでは、スピーキングの受け方が大きく異なります。

通常の英検では、面接官と対面して質問に答えます。一方、S-CBTではヘッドセットを装着し、パソコンから流れる指示や質問を聞いて、マイクに向かって回答します。

人を相手に話すほうが自然に答えられる人は、通常の英検が向いているかもしれません。面接官の前では緊張してしまう人は、録音式のS-CBTのほうが話しやすい可能性があります。

ただし、録音式では面接官の相づちや反応がありません。決められた時間内に、自分のタイミングで回答する練習が必要です。

👉通常の英検では、面接官の質問が聞き取れない場合、聞き返すこともできます。詳しくは「英検の面接、聞き取れなかったら?聞き返し方と注意点を解説」をご覧ください。

部活で忙しい人にはどちらがおすすめ?

通常の英検とS-CBTは、取得できる資格の価値や試験の難易度で選ぶものではありません。自分の予定や、受けやすい試験方式で選ぶことが大切です。

通常の英検が向いている人

通常の英検は、次のような人に向いています。

  • 決められた試験日に部活を休める
  • 紙の問題冊子で解きたい
  • 録音ではなく、面接官と話したい
  • 1級・4級・5級を受験したい

学校や塾が準会場になっている場合は、いつもの場所で受験できる可能性もあります。まずは学校や塾の先生に確認してみましょう。

英検S-CBTが向いている人

英検S-CBTは、次のような人に向いています。

  • 部活の予定を避けて試験日を選びたい
  • 一次試験と二次試験の日程をそれぞれ空けるのが難しい
  • 4技能を1日で受験したい
  • 対面面接より録音式のほうが話しやすい
  • パソコン画面で問題を読むことに抵抗がない
  • 準1級・2級・準2級プラス・準2級・3級を受験したい

特に、部活の大会や遠征が多く、通常の英検と予定が重なりやすい人は、S-CBTを検討する価値があります。

申し込む前に確認したい3つのこと

S-CBTを申し込む前に、次の3点を確認しましょう。

1.近くに試験会場があるか

S-CBTの実施会場は地域によって異なります。希望日に近くの会場で受験できるとは限らないため、部活の予定だけでなく、会場までの移動時間も確認しましょう。

2.希望する級を受験できるか

S-CBTで受験できるのは、準1級・2級・準2級プラス・準2級・3級です。1級・4級・5級は通常の英検を受験する必要があります。

3.パソコンと録音式の試験に対応できそうか

S-CBTでは、パソコン画面を見ながら問題を解き、マウスを使って回答します。スピーキングも対面面接ではなく録音式です。

申し込みを決める前に、どのような流れで受験するのか確認しておくと安心です。

👉どちらの形式を選んでも、時間内に問題を解く練習は必要です。「英検で時間が足りない!分からない問題は飛ばしていい?」では、本番で迷ったときの対処法を紹介しています。

まとめ:部活と日程が重なったらS-CBTも確認しよう

英検S-CBTと通常の英検は、主に試験日と受験方法が異なります。

S-CBTは原則として毎週土日に実施され、4技能を1日で受験できます。通常の英検と同等の級や英検CSEスコアを取得できるため、部活で決められた試験日に受験できない中高生にもおすすめです。

一方で、S-CBTはパソコンを使って受験し、スピーキングは録音式です。紙の問題冊子や対面面接のほうが力を発揮しやすい人は、通常の英検が向いているでしょう。

「部活があるから今回は受けられない」と諦める前に、近くの会場で受験できるS-CBTの日程を確認してみてください。

※試験日や実施会場などの最新情報は、英検S-CBT公式サイトでご確認ください。

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