英検の問題冊子に書き込みしていい?メモ・持ち帰り・解答用紙の注意点

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英検・英語テスト対策

「英検の問題冊子に書き込みをしてもいい?」「長文に線を引いたら不正行為にならない?」と、初めての受験を前に不安を感じていませんか?

結論からいうと、英検では、問題冊子にメモや印を書き込んでも問題ありません。

長文に下線を引いたり、選択肢に丸を付けたり、リスニング問題にメモを残したりできます。

ただし、問題冊子に書いただけでは採点されません。解答は必ず解答用紙に記入する必要があります。

この記事では、英検の問題冊子に書き込める内容や、解答用紙との違い、問題冊子の持ち帰り、自己採点の方法まで詳しく解説します。

英検の問題冊子には書き込みしてもいい

英検の問題冊子には、自由にメモを書き込めます。

英検公式の問題冊子にも、次のように記載されています。

問題冊子にはメモをしてもかまいませんが、後で解答用紙に解答を書き写す時間はありません。

参照:英検公式サイト「過去問・試験内容」

問題冊子への書き込みは不正行為ではありません。試験を解きやすくするため、次のような書き込みができます。

  • 長文の重要な部分に下線を引く
  • 知らない単語に印を付ける
  • 選択肢に丸やバツを付ける
  • 後から見直す問題に印を付ける
  • リスニング問題の選択肢にメモする
  • ライティングの構成や単語をメモする
  • 時間配分を書いておく
  • 自分が選んだ解答を記録する

問題冊子は自分だけが使用するものなので、問題を解くために必要なメモを書き込んで構いません。

ただし、試験開始の合図があるまで問題冊子を開いてはいけません。配られた直後に開いたり、書き込みを始めたりしないよう注意しましょう。

問題冊子と解答用紙の違い

英検では、問題冊子と解答用紙が配られます。

初めて受験する場合は、それぞれの役割を事前に理解しておくと安心です。

問題冊子

問題冊子には、リーディング・ライティング・リスニングの問題が掲載されています。

問題冊子には、線・丸・日本語訳・時間などを自由にメモできます。

自分が選んだ答えを問題冊子にも残しておけば、試験後の自己採点にも利用できます。

解答用紙

解答用紙は、実際に採点される用紙です。

リーディングやリスニングでは、選んだ解答をマークシートに記入します。1級から3級までのライティングは、解答用紙の指定された欄に英文を書きます。

問題冊子に正しい答えを書いていても、解答用紙に記入していなければ得点にはなりません。

英検公式サイトでも、解答用紙以外に記入した解答はすべて無効になると案内されています。

問題冊子は考えるための用紙、解答用紙は採点してもらうための用紙と覚えておきましょう。

問題冊子には何を書いてもいい?

問題冊子には、問題を解くためのさまざまな書き込みができます。

ここでは、英検でよく使われる書き込み方を紹介します。

長文に下線を引く

リーディングの長文には、下線を引いても構いません。

たとえば、次のような部分に印を付けると、内容を整理しやすくなります。

  • 人物や場所の名前
  • 日付や数字
  • 理由を表す部分
  • 登場人物の意見
  • 設問と関係する文章
  • butやhoweverなど、話の流れが変わる接続語

文章全体に線を引くと、かえって重要な部分が分かりにくくなります。設問に関係しそうな部分へ絞って線を引くのがポイントです。

選択肢に丸やバツを付ける

選択肢に丸やバツを付けることもできます。

正解だと思うものに丸を付けるだけでなく、明らかに違う選択肢を消していく方法も有効です。

迷った問題には「?」や星印などを付けておくと、時間が余ったときに見直しやすくなります。

ただし、問題冊子に丸を付けただけでは採点されません。解答用紙へのマークを忘れないようにしましょう。

日本語の意味をメモする

単語や英文の近くに、日本語の意味を書いても問題ありません。

長文を読みながら、人物の関係や話の流れを日本語で簡単に整理することもできます。

ただし、すべての英文を日本語に訳していると、時間が足りなくなる可能性があります。

「理由」「反対」「賛成」「過去」「予定」など、内容を思い出すための短いメモにとどめるのがおすすめです。

分からない問題に印を付ける

すぐに答えが分からない問題は、問題番号に印を付けて先へ進みましょう。

1問に時間をかけすぎると、後半の問題やライティングに使える時間が少なくなります。

印を付けておけば、すべての問題を解いた後に戻って考えられます。

ただし、後から考える場合でも、解答用紙は空欄にせず、その時点で選んだ答えを一度マークしておくと安心です。見直した結果、答えを変更する場合は、古いマークをきれいに消してから塗り直しましょう。

リスニング中も問題冊子にメモできる?

リスニングテストでも、問題冊子への書き込みは可能です。

音声を聞きながら、選択肢に丸を付けたり、聞こえた単語を短く書いたりできます。

たとえば、次のようなメモが役立ちます。

  • 人物や場所
  • 時刻や金額
  • 曜日や日付
  • Yes・No
  • 選択肢を絞るための丸やバツ
  • 自信がない問題の印

長い文章を書こうとすると、次の音声を聞き逃してしまいます。リスニング中のメモは、単語や記号だけを素早く書くのがコツです。

また、問題冊子に答えを記入しただけでは採点されません。音声や試験監督者の案内に従い、解答用紙へ正しくマークしてください。

ライティングの下書きをしてもいい?

英検のライティング問題も、問題冊子に構成や英文をメモできます。

たとえば、問題冊子に次のような内容を書いてから、解答用紙に英文をまとめる方法があります。

  • 自分の意見
  • 理由1
  • 理由2
  • 使用したい単語
  • 英文の簡単な構成
  • 語数の確認

ただし、問題冊子に英文を完成させてから、解答用紙へすべて書き写す方法は時間がかかります。

英検では、問題冊子から解答用紙へ書き写すための特別な時間は設けられていません。

問題冊子には要点だけをメモし、解答用紙へ直接英文を書きながら整える方法がおすすめです。

問題冊子に立派な英文が完成していても、解答用紙に書かれていなければ採点されないため注意しましょう。

解答用紙の余白にもメモしていい?

メモをする場合は、解答用紙の余白ではなく、問題冊子を使いましょう。

解答用紙は採点に使用される大切な用紙です。必要事項・マーク・ライティングの解答以外を書き込むと、記入ミスや読み取りの妨げにつながる可能性があります。

解答用紙には指定された内容だけを記入し、考えるためのメモは問題冊子に書くと覚えておくと安心です。

解答用紙の記入方法は級によって異なるため、初めて受験する場合は、英検公式サイトで公開されている解答用紙の見本を確認しておきましょう。

参照:英検公式サイト「解答用紙の記入方法」

問題冊子の答えを最後にまとめてマークしてもいい?

問題冊子に答えを書き、最後にまとめて解答用紙へマークする方法も可能です。

ただし、英検公式の問題冊子には、後で解答用紙へ答えを書き写すための時間はないと記載されています。

終了時間が近づいてからマークを始めると、次のような失敗が起こりやすくなります。

  • 最後までマークできない
  • 問題番号と解答欄がずれる
  • 焦って違う選択肢を塗る
  • マークが薄くなる
  • ライティングを書く時間がなくなる

初めて英検を受ける人は、数問ずつマークするか、問題を解くたびにマークする方法が安心です。

後回しにする場合も、終了時刻より十分早めに解答用紙への記入を始めましょう。

解答用紙は鉛筆とシャーペンのどちらで書く?

英検の解答用紙には、HBの黒鉛筆またはシャープペンシルを使用できます。

シャープペンシルを使っても問題ありません。普段から使い慣れている方を選びましょう。

一方、次の筆記用具は解答用紙に使用できません。

  • ボールペン
  • サインペン
  • 万年筆
  • 色鉛筆
  • 蛍光ペン

これらを解答用紙に使用すると、解答が無効になる可能性があります。

試験中に芯が折れたり、鉛筆を落としたりすることも考え、鉛筆やシャープペンシルを2本以上用意しておくと安心です。消しゴムも、よく消えるものを持参しましょう。

問題冊子は持ち帰れる?

従来型英検の一次試験では、試験終了後に問題冊子を持ち帰れます。

問題冊子に自分が選んだ答えを残しておけば、後日公開される解答速報を使って自己採点できます。

問題冊子は、試験終了の案内があるまでカバンにしまわず、机の上に置いておきましょう。持ち帰るタイミングについては、試験監督者の指示に従ってください。

なお、英検S-CBTはパソコンを使用して受験するため、従来型英検のように紙の問題冊子を持ち帰ることはできません。

英検の解答速報はいつ確認できる?

従来型英検の一次試験の解答速報は、原則として試験翌日の月曜日13時以降に英検公式サイトで公開されます。

問題冊子に自分の答えを記録しておくと、解答速報と照らし合わせて自己採点できます。

ただし、自己採点の結果だけでは、正式な合否は分かりません。

英検はCSEスコアによって合否が判定され、ライティング問題も採点されます。自己採点は、リーディングやリスニングの正答数を確認する目安として利用しましょう。

英検の書き込みに関するよくある質問

最後に、英検の問題冊子や解答用紙への書き込みに関する疑問に回答します。

問題冊子に蛍光ペンを使ってもいい?

試験当日は、HBの黒鉛筆またはシャープペンシルを使用するのが安心です。

解答用紙には蛍光ペンを使用できません。筆記用具を持ち替えると時間がかかり、誤って解答用紙に使用する可能性もあるため、問題冊子への書き込みも鉛筆かシャープペンシルで行いましょう。

問題冊子に大きく丸を付けてもいい?

問題冊子は自分が使用するものなので、大きな丸や線を書いても構いません。

ただし、選択肢や英文が見えなくなるほど塗りつぶすと、見直すときに困ります。後から読める程度の印にしておきましょう。

問題冊子を消しゴムで消してもいい?

問題冊子に書いた内容は、消しゴムで消しても問題ありません。

ただし、強く消して冊子を破かないように注意してください。英検公式の問題冊子には、問題冊子が破れても交換できないと記載されています。

解答用紙のマークを間違えたらどうする?

間違えたマークを消しゴムできれいに消し、正しい選択肢を塗り直します。

消し跡や黒い汚れが残っていると正しく読み取られない可能性があるため、丁寧に消しましょう。

問題冊子に答えを書き忘れたら自己採点できない?

問題冊子に答えを残していなくても、受験や採点には影響しません。

ただし、解答速報が公開されても、自分が何を選んだか分からないため、正確な自己採点は難しくなります。

時間に余裕があれば、解答用紙へマークすると同時に、問題冊子の選択肢にも丸を付けておきましょう。

試験開始前に名前だけ書いてもいい?

試験開始の合図があるまで、問題冊子を開いてはいけません。

解答用紙への氏名や個人番号などの記入は、試験監督者の説明に従って行います。自分の判断で先に書き始めず、会場の案内をよく聞きましょう。

英検の問題冊子への書き込みまとめ

英検では、問題冊子にメモや印を書き込んでも問題ありません。

長文に下線を引いたり、選択肢に丸やバツを付けたり、ライティングの構成をメモしたりできます。

ただし、問題冊子は採点されません。すべての解答を、制限時間内に解答用紙へ記入する必要があります。

今回のポイントをまとめると、次のとおりです。

  • 問題冊子への書き込みはできる
  • 長文への下線や選択肢への丸も問題ない
  • リスニング中も短いメモを残せる
  • ライティングの構成も問題冊子にメモできる
  • 解答用紙の余白ではなく問題冊子にメモする
  • 問題冊子だけに書いた答えは採点されない
  • 最後に書き写すための時間は設けられていない
  • 従来型英検の問題冊子は試験後に持ち帰れる
  • 答えを記録しておくと自己採点に利用できる

初めて英検を受けるときは、試験内容だけでなく、問題冊子や解答用紙の使い方にも不安を感じるものです。

事前に過去問と解答用紙の見本を使って練習し、本番では問題冊子を上手に活用しながら、解答用紙への記入を忘れないようにしましょう。

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